新入社員の私が、希望の部署へ配属されるまでにしたことをまとめていきます。
【成功談】新入社員の私が配属面談までに備えたこと
新入社員のみなさんは、希望の部署に配属されるか不安ですよね。
私は先日、新入社員配属面談を経て、第一志望の部署へ配属してもらえました。
特に人気な部署を希望する場合は、たくさんの同期と争って勝たなくてはなりません。
その争いに勝つ確率を少しでも上げたい方々の参考になればと思い、私の体験談をこの記事に書きます。
自己紹介
- 新入社員
- 研究開発職
- 人気の部署への配属を勝ち取った
まず理解すべきこと
- 会社側にとって重要なこと:
- 決められた配属枠を新入社員で穴なく埋めないといけない
→ 新入社員の全ての希望は叶えられない - 配属が不満で新入社員がすぐに辞めてしまうのは避けたい
(特に優秀な新入社員には辞めてほしくない)
→ なるべく新入社員の希望を叶えたい
→ 希望を明示的に伝えることが大切である
- 決められた配属枠を新入社員で穴なく埋めないといけない
- 明確に人事権をもっているのは本部長クラス(=配属面談の面接官)
- 部長クラスも本部長クラスに対して助言や要求はしている(と思う)
- 新入社員(あなた)も会社の一員
→ 偉い人や先輩社員にアプローチするのはルール違反じゃない
→ 行動した者勝ち
私がとったアクション
私は、配属面談までに以下のような行動をしました。
- アピールシートを作成した
- 希望部署の先輩社員にアポイントをとりインタビューした
- 部署が抱える課題を教えてもらった
- アピールシートを部署内で展開してもらった
- 希望部署が抱える課題に対してレポートを作成した
- レポートを提出し希望部署の偉い人にコメントをもらった
- 配属面談用のアピールシートを作成した
- アピールシートとレポートを持参して配属面談に臨んだ
1.アピールシートを作成した
まずは以下のようなアピールシートを作成しました。
- A4 x 1枚
- 書いた内容:
- 過去にやってきたこと
(大学での研究内容、業績、資格、プログラミングスキルなど) - 現在やっていること
(勉強中のことなど) - 将来やりたいこと
(配属後にやってみたいこと)
- 過去にやってきたこと
- 専門家向けに技術的な内容多め
- 視覚的にわかりやすくするためになるべく図を使用
2.希望部署の先輩社員にアポイントをとりインタビューした
アピールシートを作成した後は、就活時にお世話になったリクルータさんにお願いして、希望する部署の先輩社員を紹介してもらいました。そして、その先輩社員にインタビューのアポイントをとりました。
(部署紹介に来てくれた部長や課長に「インタビューさせてください」or「インタビューできる先輩社員を紹介してください」と直接メールしてみても良いかと思います。)
そのインタビューでは以下のことをしました。
2-a.部署が抱える課題を教えてもらった
希望部署が現在抱えている技術的な課題を教えてもらいました。教えてもらった課題に対してレポートを作成しようとしていた(詳細は次のStepで後述する)ので、なるべく具体的な課題を聞き出すようにしました。
2-b.アピールシートを部署内で展開してもらった
Step1でつくったアピールシートを先輩社員に渡し、部署の中で展開してもらいました。
その結果、その部署の部長や課長にも、そのアピールシートを読んでもらえました。
3.希望部署が抱える課題に対してレポートを作成した
Step2-bで聞き出した課題に対して、その解決策を提案するようなレポートを作成しました。
具体的な行動は:
- まずヒントになりそうな論文や記事を探して読む
- その情報をもとに解決策を1つ考える
- 上記をレポートにまとめる
ちなみに、このレポートが完成するまでに約2週間を費やしました。
4.レポートを提出し希望部署の偉い人にコメントをもらった
Step3で作成したレポートを先輩社員に提出し、部署の中で展開してもらいました。
そして、「すばらしい、ぜひうちの部署を希望してほしい」という課長からの伝言を、その先輩経由で受け取りました。
5.配属面談用のアピールシートを作成した
Step1で作成したアピールシートを、専門外の面接官(=本部長)が理解できるように書き換えました。
また、そのアピールシートには、Step4で評価をもらった課長の名前とコメントを記載しました。
6.アピールシートとレポートを持参して配属面談に臨んだ
配属面談には、Step3で作成したレポートと、Step5で作成したアピールシートを持参して、面接官に配りました。「こんな資料を用意してきた新入社員は今までいない」と感心してもらえました。
面談中には、書類を読んでもらいながら、配属後にやってみたいことを熱く語りました。
7.めでたく第一志望で配属された
長い闘いでしたが、めでたく第一志望の部署へ配属してもらえました。
ポイントまとめ
- 先輩社員を経由して部長や課長にアピールした
- アピールシートやレポートなど形に残るようにアピールした
- 「やれることは全てやった」と言い切れるまで行動した
さいごに
「やりすぎだろ」と思いましたか?
私は、何が何でもその部署へ入りたかったので、やれることは全てやりました。あなたの同期もこれくらい行動しているかもしれません。その場合、あなたも行動しないと、その同期に勝つのは難しいでしょう。
あなたの希望する部署への本気度はどれくらいですか?
みなさんが希望の部署へ配属されることを願っています。
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