半沢直樹2の第9話について、勝手な感想を書きました。
【感想】半沢直樹2の第9話「3人まとめて」にモヤモヤ
半沢直樹2の第9話を見ました。
この第9話は放送前から話題になっていました。特に、CMの「3人まとめて1000倍返しだ」というセリフに対して、”3人って誰だ?”と様々な憶測が飛び交いました。
私もこの第9話を楽しんだんですが、いくつか気になってモヤモヤしていることが4点あるのでまとめていきます。
※あくまで個人の意見です
※最終回はまだ見ていません
※ネタバレあります
この記事を読むことで...
- 私のモヤモヤに共感できるかもしれない
- あなた以外の人の感想を知ることができる
- 気付かなかった点に気づけるかもしれない
モヤモヤ1:中野渡頭取&大和田も一括りに”3人まとめて”悪役にするのはどうなの?
結果的に”3人って誰だ?”の答えは箕部幹事長と中野渡頭取、大和田だったわけですが、私個人的には少しモヤモヤしています。何がモヤモヤしているかというと、”いきなり中野渡頭取と大和田を大悪役として扱うのはどうなのか”と引っかかってしまっているのです。
この2人はあくまで、仕方なく箕部に屈したような流れだったのに、「3人まとめて1000倍返しだ」のセリフによって”半沢 VS 箕部幹事長、中野渡頭取、大和田”という構造に突然してしまいました。
個人的には、”悪役として視聴者に示すのは悪の根源の箕部だけで良かったのではないか”と思ってしまいます。つまり、倍返しの対象は、箕部のように根っからの悪だけで良かったんじゃないかということです。
モヤモヤ2:なぜ中野渡頭取は過去の悪を探っていたのに書類を手放したの?
中野渡頭取は過去の悪を探っていましたが、やっと手に入れた証拠書類をあっさりと箕部に手放してしまいます。
これに対して私は、”手放すのになんで探ってたの?”と思ってしまいました。
モヤモヤ3:箕部はなぜ最初から書類を回収しなかったの?
半沢たちがやっと見つけた証拠書類を、大和田と中野渡頭取は箕部に渡してしまったので、半沢は手出しできなくなりました。
では”なぜ箕部は最初から証拠書類を回収してしまわなかったのか”と気になってしまいます。箕部の手元に置いておけるのであれば、”最初からそうすれば銀行員に見つけられる心配はなかったのでは”と思うわけです。
モヤモヤ4:乃原弁護士のストーリーは必要だったの?
乃原弁護士が白井大臣に従わずに暴走するくだりは必要だったのかと思ってしまいました。
乃原弁護士の幼少期まで遡っておいて、中野渡頭取への脅しは「帰ってくれ」と一蹴されます。ここで、一蹴した中野渡頭取が過去の悪を正直に公表するのであれば、乃原弁護士の脅しは中野渡頭取の価値観を示すストーリーとして必要だったかもしれません。しかし、次のシーンで中野渡頭取は結局、銀行の崩壊を恐れて証拠書類を箕部に手放します。つまり、”乃原弁護士の脅しに動じない中野渡”と”崩壊を恐れて箕部に屈する中野渡”がつながらないのです。
放送時間が限られている中で、つながりが見えない乃原弁護士の幼少期や暴走に時間を割く必要があったのか考えてしまいます。
まとめ
この記事でご紹介した私のモヤモヤをまとめます。
- 中野渡頭取&大和田も箕部幹事長と一括りに悪役扱いする必要ある?
- なぜ中野渡頭取は何のために過去の悪を探っていたの?
- 箕部幹事長はなぜ最初から書類を回収しなかったの?
- 乃原弁護士の幼少期や暴走は何かつながりを生んだ?
さいごに
半沢直樹2の第9話を見て感じたモヤモヤについて書いてみました。今までいろんな伏線を最後に倍返ししていただけに、第9話では”なんで?”といろいろと気になってしまいました。少しでも共感してくれる方々がいればいいなと思います。
最終回も楽しみです。
以上です。
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