私の周りの外国人の友達の声をもとに、日本の桜に関して簡単に考察してみました。

外個人とサクラ

留学に行ってから海外の友人が一気に増えました。そんな友人達から「日本に旅行に行きたいんだけど、いつ行ったらサクラ(Sakura)が見られるの?」とよく聞かれます。私の予想以上に、日本の桜は外国人にとって憧れの存在のようです。こんな質問をされたときは、その年の開花予想を調べて、時期や場所をアドバイスをするようにしています。

外国の友達ができる前は、桜の開花予想なんて調べたことありませんでした。毎年、気づいたら開花していて、気づいたら散っていました。「きれいだなぁ」とは思っていましたが、毎年見られるものだから、珍しさやありがたさを感じたことはありませんでした。

しかし、外国人に桜のことをたくさん聞かれるようになり、桜は簡単に見られるものでないことを実感し、桜を毎年見られることに感謝するようになりました。

ちなみに、海外の学生にとって、日本で桜が見られる時期に旅行することは比較的難しいみたいです。桜が見られる時期、つまり3月下旬~4月上旬では、日本の学校はだいたい春休みですが、海外ではこの時期授業がある学校が多いようです。シンガポールで学校教師をやっている友人は、「学校があるから一生日本で桜が見られない」と嘆いていました。

実際のところ、彼らは4月下旬から休みに入るみたいなので、桜前線とともに北上して、4月下旬に東北で桜を見るという手段は残っています。私も海外の友人と4月下旬に青森まで桜を見に行ったことがあります。

我々日本に住んでいる者は、世界の憧れである桜を毎年見られることに感謝する必要がありますね。

”サクラノミクス”なんて言葉もあるみたいですし、桜は経済の面から見ても、大切にするべきものなのかもしれません。

さいごに

私の周りの外国人の反応から、日本のサクラについて考察してみました。サクラは私たち日本人が思っている以上に貴重な存在なのかもしれません。

客観的に日本を見ることもたまには必要ですね。


以上です。

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