【ヨーロッパ旅行】モスクワでの乗り継ぎが地獄だった
先日、ヨーロッパ旅行に行ってきました。その際に経験した過酷なモスクワ空港での乗り継ぎ(トランジット)の体験談をご紹介します。
フライトの概要
航空券代をケチりたかったのので、以下のような乗り継ぎがあるチケットを買いました。
航空会社:アエロフロート
- 往:成田 → モスクワ(乗継) → ウィーン
- 復:ミュンヘン → モスクワ(乗継) → 成田
譲ったら負けの手荷物検査場
モスクワ着陸後、空港への連絡通路(搭乗橋)を歩くのではなく、バスで乗り継ぎ手続き用の部屋の前まで移動します。乗り継ぎの乗客が集まるこの部屋が問題の部屋です。その部屋は主に手荷物検査をするための部屋です。しかし、1便だけでなく複数便の着陸便の乗客が一斉に集まるのにも関わらず、2つのゲートしかないのです。ポールパーテーション等も置かれていないため、当然ゲート付近に人が詰まってなかなか進みません。部屋の大きさも十分でないので、人混みの熱気がすごく、みんなイライラしながら待っています。また、空港スタッフも特に案内等はしてくれません。本当にメチャメチャです。
人混みの中をゲートに向かってグイグイ進んでいかないと一生出られません。特に乗り継ぎ時間が短い方はグイグイ体を入れていくしかありません。中には、「乗り継ぎ時間が短いから優先してくれ」とスタッフに頼んでいる乗客もいましたが、スタッフは「この状況でそんなことできるわけないでしょ」とキレていました笑。
コツ
ここで、私が1回目(往)で学習し、2回目(復)で実践し、ほんの少しだけ時短できた方法をご紹介します。それは、”人混みの大外からゲートとの距離を一気に縮めて、ゲートに近づいたらグイグイカットインしていく”です。結局グイグイしないといけないんです笑。
この部屋を抜けるとやっと免税店エリアです。
罠だらけの搭乗ゲートエリア
モスクワの乗り継ぎで気を付けることは手荷物検査場だけではありません。
手荷物検査を終えた後の搭乗ゲートや免税店があるエリアには以下のような注意点があります。特に、軽食や飲み物を買うときは注意してください。
- wifiが使えない。
海外でSMSが使える電話番号がないと空港のフリーwifiが使えません。 - VISAが使える飲食店がほとんどない。
(少なくとも私は見つけられませんでした) - 値段表記が₽(ロシア・ルーブル)で書かれていて相場がわからない。
- ユーロでも払えますがかなり割高に請求されます。
友人は₽500(=約500円)くらいのサンドイッチを€18(=約2300円)で購入していました。
値段を聞いてみて高かった場合、断る勇気も重要です。
私たちは、「クレジットカードで払えば大丈夫」と思い込んでいたので、ロシアの現金は持っていませんでした。
具体的な対策は...
- 日本の空港で十分な食料を買っておく。
- 飲み物は自販機で買う。
(ほとんどの自販機がVISA対応でした) - 為替レート表示アプリ「currency」をダウンロードしておく。オフラインでも使うことができるのでとってもオススメです。
↓「currency」に関する記事はコチラ↓
さいごに
非常に罠の多いモスクワ乗り継ぎですので、みなさんもぜひ気を付けて旅行してください。
以上です。
↓この乗り継ぎ後の別ハプニングはコチラ↓
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