日本人が苦労すると言われている”R”と”L”の発音に関して、主に留学中の体験をもとに、私がつかんだ発音のコツをご紹介します。

私の経歴

  • 日本生まれ日本育ち
  • 半年間のアメリカ留学経験あり

ネイティブや帰国子女のように完璧に発音できるわけではありませんが、日本育ちの私だからこそ伝えられる苦労や試行錯誤・コツがあると思ったので、この記事を書きます。

留学先での苦労

RとLを区別して発音できなかった留学初期の私は、自分の英語がなかなか相手に伝わらず苦労しました。

特に印象に残っているのが”power plant”という単語です。”発電所”という意味の英語です。一見難しくなさそうな単語に見えますが、私はこの単語に苦しめられました。私はこの名前がついた科目を履修していたため、何の授業をとっているのか質問されるたびに、”power plant”を発音する必要がありました。しかし、私の発音を聞いて、一回で理解してくれたアメリカ人はほとんどいませんでした。カタカナで書いたら”パワープラント”。何でこんな単純な単語を聞き取ってもらえないのかと不思議に思っていました。

この話をアメリカ人のある友人に話したら、”power plant”の中にはrとlが混在しているから、難しいのではないかと教えてもらいました。なるほど。

この単語以外にも、rとlはたくさん出てきます。”room”を”ルーム”なんて発音していた私は、友人にしょっちゅう笑われていました。

「これはマズイ」と思った私は、ある友人をつかまえて、RとLの発音の練習をしました。いろんな口や舌の使い方を試してみて、その友人の反応が良かったものをコツとして習得しました。そんなコツを以下で感覚的に紹介していきます。

コツ

Rの発音

「Rの前に小さな”ゥ”を入れる」イメージで、口をすぼめてから発音すると、相手の反応が良かったです。

例)

  • robot -> ゥロボット
  • correct -> コゥレクト

Rの音は日本語にないため、カタカナの”ラリルレロ”で置き変えようと思っても発音できません。Rの前に一拍置くくらいのイメージで丁寧に発音してみましょう。

Lの発音

一方、Lに関しては、カタカナの”ラリルレロ”のまま発音しても割と伝わる印象です。強いて言うなら、舌を上顎につけるように意識すると、より良いかもしれません。

さいごに

帰国子女でも、言語学を専攻してるわけでもない私の記事を最後まで読んでくださりありがとうございます。専門的な知識は提供できませんでしたが、感覚的なコツを共有できていたら幸いです。


以上です。

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